満年齢と数え年の違い|数え方と早生まれのしくみ

らく計算編集部|公開日:

ふだん「年齢」といえば満年齢のことですが、厄年や七五三では数え年という別の数え方が出てきます。さらに学校では「早生まれ」という考え方もあります。この記事では、日本で使われている年齢の数え方を、計算方法といっしょに整理します。

満年齢とは

満年齢は、生まれた日を0歳として、誕生日が来るたびに1歳ずつ増やす数え方です。役所の手続き、学校、仕事、運転免許など、現在の日本の暮らしで使う年齢は、ほとんどがこの満年齢です。

日本で満年齢がふだんの年齢として定着したのは、1950年(昭和25年)に「年齢のとなえ方に関する法律」が施行されてからです。この法律で、年齢は満年齢で言い表すように国民に呼びかけられました。今日の満年齢は、生年月日を入れるだけで年齢計算から確かめられます。

数え年とは

数え年は、生まれたときを1歳とし、その後は1月1日が来るたびに1歳ずつ増やす、昔ながらの数え方です。誕生日は関係ありません。そのため、12月31日に生まれた赤ちゃんは、翌日の1月1日には数え年で2歳になります。

数え年 = 今年の西暦 − 生まれた年の西暦 + 1

満年齢との関係でいうと、その年の誕生日を迎える前は「満年齢+2」、迎えた後は「満年齢+1」が数え年です。たとえば1990年生まれの人は、2026年の数え年は37歳です。生まれ年ごとの数え年は、年齢早見表で一覧にしています。

数え年が使われる場面

どちらで数えるかは、地域や神社、家庭によって違います。行事の準備をするときは、お願いする神社や親族に確認しておくと安心です。干支で数える行事については、干支計算も参考にしてください。

法律上は「誕生日の前日」に年をとる

あまり知られていませんが、法律上は、誕生日の前日が終わる時点で1歳増えます。これは明治時代にできた「年齢計算ニ関スル法律」と、民法の期間の数え方によるものです。誕生日の当日に年をとると考えるふだんの感覚とは、1日ずれています。

ふだんの生活でこの違いを意識することはほとんどありませんが、年齢で区切られる制度では、この考え方が使われています。その代表が、学校の学年です。

早生まれとは?4月1日生まれが上の学年になる理由

小学校には、満6歳になった日の翌日以後の、最初の4月1日に入学します。法律上は誕生日の前日に満6歳になるので、4月1日生まれの子は3月31日に満6歳になり、その翌日の4月1日に入学できます。

そのため、同じ学年になるのは4月2日から翌年4月1日までに生まれた子どもです。このうち1月1日から4月1日までに生まれた子どもを「早生まれ」と呼びます。4月1日生まれが早生まれに入るのは、この法律上の数え方のためです。

生まれた日同じ学年になる範囲呼び方
4月2日〜12月31日4月2日〜翌年4月1日生まれ遅生まれ
1月1日〜4月1日早生まれ

まとめ

よくある質問

数え年はいつ1歳増えますか?

毎年1月1日に、全員が同時に1歳増えます。誕生日は関係ありません。

満年齢と数え年は何歳違いますか?

その年の誕生日の前は2歳、誕生日の後は1歳、数え年のほうが多くなります。

4月2日生まれは早生まれですか?

早生まれではありません。4月2日生まれは、その学年でいちばん早く生まれた子どもになります。

2月29日生まれの人はいつ年をとりますか?

法律上は誕生日の前日が終わる時点で年をとるため、うるう年でない年は2月28日が終わった時点で1歳増えます。

厄年は満年齢で数えてもいいですか?

多くの神社やお寺では数え年で案内していますが、満年齢で考えるところもあります。お参りする神社やお寺の案内を確認するのが確実です。